地球防衛軍は4・5とプレイ。特にEDF6にはハマり、未だにフェンサーでオンに潜り続けている。
大した腕前でもない自分であるが、誰かの役に経てばと、先輩フェンサー達から学んだ事、自分の得た知識や情報を書き残していきたいと思う。
フェンサーの武器・補助装置には癖が強い上に効果が分かりにくいものが多く、とっつきにくさからかオンでも使用者が少ないように思える。
少しでもフェンサーの楽しさが伝わるよう、初心者目線で扱いやすい装備の考察を、normal・hard帯の難易度のプレイヤーを対象に書き進めていきたいと思う。
ここを見つけてくれた方々に、ほんの少しでも助けになれば幸いである。
これより下にはフェンサーの基礎知識を書き綴ってあるが、「てっとり早く具体的な装備例を知りたい」という方は、別記事に装備例をいくつかまとめてあるので、下記のリンクからどうぞ。
https://rsen.hatenadiary.jp/entry/2023/12/26/013324
フェンサーの基礎知識・テクニック集
・フェンサーの移動方法
初めてフェンサーを使った時に戸惑うのは、通常歩行のあまりの鈍重さだろう。一歩踏み出しただけでフェンサーを諦めかける人もいるのでは無いだろうか(自分は諦めてしばらく使わなかった)。
歩行の代わりにフェンサーの移動の要となるのは「スラスターダッシュ」と「ブーストジャンプ」の2種のブースターである。基本的には1つの武器にどちらかがくっついており、武器の選択が移動方法の選択と直結している。フェンサーが他兵科と大きく違い、初心者が戸惑うところだろう。まずはブースターと武器選びの解説をしていく。
・スラスターダッシュ
フェンサーの最も基本的な移動手段で、他兵科における「歩行」に等しい。まずこれが出来ないとまともな移動・戦闘がこなせない。武器説明欄に「サイドスラスターが装着される」と明記された武器を装備することで「スラスターダッシュ」が可能になる。強化パーツの「ダッシュセル」だけでは機能しない。勘違いしがちのため注意。サイドスラスターは、「近接打」「近接突(電刃刀を除く)」のカテゴリと例外的にミサイルの「アームハウンド」にも内蔵されている。このカテゴリの中から最低でも1つは武器を選んでおけば、最低限の2回ダッシュが可能になる。該当武器を装備して、初期設定ならR1ボタンかL1ボタンで発動。さらに「ダッシュセル」を装備する事でダッシュ回数を増やす事ができるが、「ダッシュセル1(ダッシュ4回可能)」と「ダッシュセル2(ダッシュ6回可能)」を同時に装備しても、足してダッシュ10回にはならない。回数の多い方が適用され、ダッシュ6回のみ可能になる。
ダッシュ中に近接武器や火砲などを射撃することで、地面を速度を落とさずに滑って距離を稼ぐ事ができる。(スラスターキャンセルとよばれる技術。後述する。)これは「敵の攻撃を避けながら攻撃できる」ことにも繋がり、フェンサーの基本的な戦闘テクニックにもなる。まずはこのダッシュしながらの戦闘と移動に慣れていこう。
・ブーストジャンプ
空中での行動を可能にする移動手段。段差やビル等への移動、高所からの戦況の把握や攻撃など、とれる行動の選択肢が増える。敵の攻撃は今自分がいる場所を狙ってくるため、単に飛び上がるだけでも避ける事のできる攻撃は多い。
スラスターダッシュと同じく、武器説明欄に「ジャンプブースターが装着される」と明記された武器を装備することで「ブーストジャンプ」が可能になる(強化パーツの「アドブースター」だけでは使用できない)。「機関砲」や「火砲」の一部と「高高度強襲ミサイル」に内蔵されている。基本的に2回のブーストジャンプが可能で、初期設定ならR1もしくはL1ボタンで発動。そのまま押すと垂直に飛び上がり、方向スティックを同時入力で任意の方向にジャンプする。強化パーツの「アドブースター」はジャンプ回数を増やすとともに、この横方向へのジャンプ速度を上げることができる。
特に障害物の多いステージや高所への狙撃が必要な場面で有効。歩行よりもジャンプしたほうが長距離を速く移動できるが、真価を発揮するのはダッシュブースター武器と組み合わせての「高機動」構成。下記にて詳しく説明する。
・「高軌道」型フェンサー
前述の「スラスターダッシュ」と「ブーストジャンプ」を併用することで、フェンサーは凄まじい移動能力を発揮する。やり方は、
①両手にダッシュとジャンプが可能な武器を左右それぞれに持つ
②スラスターダッシュ→ブーストジャンプと素早く入力(初期設定ならR1→L1もしくはL1→R1)することで、長距離を高速で飛ぶ事ができる。
「高機動」「慣性ジャンプ」などとよばれる移動方法で、当ブログでは以降「ダッシュジャンプ」の名称で統一する。このダッシュジャンプを多様することで高速戦闘を行うのが所謂「高機動型フェンサー」とよばれる戦闘スタイルである。前述のとおり敵の攻撃は自身の場所を狙ってくるため、高速で回避し続けることで「理論上は」被弾をゼロにする事ができる。まあそんなにうまく行く事はないが、実際にほぼ被弾せず大群を相手にできる事は事実。
敵が攻撃してこないミッションなどで、まずはこのダッシュジャンプの練習をし、前後左右の移動に慣れよう。移動に慣れてきたらダッシュ中に滑りながら攻撃を行ったり、ダッシュジャンプ中に空中から攻撃を敵に当てられるように練習しよう。これができるようになれば、あとは場数の問題で、経験値に従い安定感はどんどん増していく。
扱いやすい装備構成の一例をあげると、「電刃刀+フォースブレード(対大群)」「ガトリング+スパインドライバー(中距離対空)」「キャノンショット+アームハウンド(広範囲攻撃+足止め)」等。
・「盾」型フェンサー
フェンサーの大きな特徴の1つが盾である。武器の射撃ボタンを押す事で構える事ができる。ダメージの軽減効果は、構えていないと当然機能しない。片手にダッシュかジャンプのできる武器を持ち、敵の攻撃をダッシュもしくはジャンプで横や後ろに避け、避けきれなかった分を盾で受けながら戦うのが基本。棒立ちで全ての攻撃を盾で受け止めようとすると、想像よりも早く盾を割られたりアーマーを削られる。
相性の良い武器は「近接-突」カテゴリ全般とジャンプブースターの使える火砲と機関砲で、片手だけでも火力が出せる武器が理想的。ピックアップするなら、「ブラストホールスピア」「フラッシングスピア」「スパインドライバー」「電刃刀」「ガトリング」「フレイムリボルバー」等。メインの移動はダッシュブースターか、第2の武器セットにダッシュジャンプのできる組み合わせを仕込むと良い。盾は防御範囲外からの攻撃には弱いため、とにかく後ろをとられないようにブースターを駆使して立ち回る必要がある。序盤の荒廃ステージは瓦礫などで思うように移動しにくく、慣れていないと苦戦しやすい。
・シールドリロード
edf5からの追加機能。初期設定ではL3ボタン。盾をリロードして耐久力をMAXまで回復させることができる。長いリロードがあるが一時的に盾の耐久値が0になり、その間全くの無防備になる。
基本的に敵が待機状態のミッションなど、隙がある時に使用することで盾が割られにくくなり、盾フェンサーなら必須レベルのテクニックではあるが・・・
初期設定のL3(左スティック押し込み)が非常に暴発しやすい。
自分もこれに気付くまで、敵の真っただ中で盾耐久が0になり、タコ殴りにあう事が何度もあった。囲まれていると特に力んでスティックを押し込みやすい。個人的には、×ボタンの小ジャンプと入れ替えるのがおススメ。
・換装式サイドスラスター
機関砲や火砲の「ジャンプブースター」をすべて「サイドスラスター」に変換する。そのため、「アドブースター」を同時に装備してもジャンプが全く使えないため、枠が1つ無駄になる。特殊な強化パーツだが、ほぼ電刃刀で盾型フェンサーをするための装備と思って良い。電刃刀と盾の組み合わせは、フェンサー屈指の安定感を誇る。
思ってもみない組み合わせが有用な事もあり、色々試してみると面白い。個人的には「迫撃砲+ハンドキャノン」「キャノンショット+ガリア重キャノン砲」「ガトリング×2」等。
・マルチチャージャーの仕様
オンでたまに見かけるが、「マルチチャージャー」と「ダッシュセル」を同時に装備しても、ダッシュの使用回数が足されることは無い。「アドブースター」も同様にジャンプ回数が増えることは無い。例えばダッシュセル2(ダッシュ6回)とマルチチャージャー3-3(ダッシュ3回・ジャンプ3回)を同時に装備した場合、ダッシュの数は足されずに回数の多い方が適用され、「ダッシュ6回 ジャンプ3回」になる。
また、「マルチチャージャー」と「換装式サイドスラスター」を同時に装備する人も見かけるが、ジャンプがすべてダッシュに変換されるため、ジャンプはできず、換装式サイドスラスターの回数分ダッシュができるだけになり、完全にマルチチャージャーが無意味な装備になる。
上記の事から、ダッシュとジャンプ回数を同時に増やしたければ、基本的にはダッシュセルとアドブースターのセット一択。マルチチャージャーは各種スケルトンや砲口安定化、盾強化などと併用する時に選択肢にあがる。
・換装式ジャンプブースターと換装式サイドスラスターの併用
実は2つ同時に装備する事で、通常の高機動型のようにダッシュ&ジャンプが可能になる。ダッシュとジャンプのボタンが入れ替わるため、オプションの操作変更で【装備使用ー右手】と【装備使用ー左手】のボタン(初期設定ならL1とR1)を入れ換えると、通常の高機動型のように操作できる。
・スラスターキャンセル
機関砲以外の火砲・近接武器(ジャックハンマーを除く)・ミサイル(高高度を除く)などは、スラスターダッシュ直後に射撃する事で、速度を落とさず地面を滑りながら攻撃する事ができる。edf4の頃からある基本的なテクニックで、スラスターキャンセルと呼ばれる。攻撃と回避を兼ねることができ、これの有無で被弾に大きな差がでる。また、ダッシュセルがなくてもブラストホールスピア等でこれを繰り返すことで、長距離を素早く移動が可能。滑っている最中にダッシュセルの使用回数も回復するため、延々と移動し続ける事ができる。
・旋回速度について
「旋回速度」はそれぞれ自身のやりやすい速度に設定して良いと思うが、個人的には低難易度なら70~90の間から自分に合わせて設定し、慣れてきたら5づつ上げていくと良いと思う。早いと相手を捕捉しやすいが、エイムが雑になりやすい。電刃刀などエイムが雑でも当てやすい武器をよく使うなら高めに設定する、デクスターなど照準が重くなる物を使う時は普段より5~10程度上げるなど各自のやりやすさで決めて良い。難易度で敵の速度もかわるので、「自分の反応速度に照準がおいついてこない」と感じたら上げ時かも。
「旋回間補正値」は、照準を動かして止まる際に、[ピタッととまる:0]~[ヌルッととまる:100]のイメージ。速度とあわせてミッション中にも設定できるので、初期設定の50と0で比べてみると良い。ちなみに自分は旋回速度110~120(武器の慣性によって調整する)、旋回間補正値50で慣れてしまっている。
・各種武器カテゴリーの仕様
[近接打・突][火砲][ミサイル]は、射撃することで片方の武器の射撃後、及び各種ブースター後の硬直をキャンセルできる。
また、自身の射撃後に発生する硬直も、各種ブースターでキャンセルできる。
具体例を言えば、ガリアとアームハウンドを装備した場合は、お互いの射撃後の硬直を、交互に射撃しあったりダッシュやジャンプをすることで打ち消す事ができる。
[機関砲]は逆に、[近接打・突][火砲][ミサイル]の射撃時やダッシュブースターの使用中には射撃できず、硬直もキャンセルできないデメリットをもつ。
かわりに機関砲どうしなら同時に発射が可能、歩きながら撃てるなどのメリットがある。
ジャンプブースターで発生する硬直は一瞬なので、ダッシュジャンプを多用する高軌道型との相性は良い。
例外的にジャックハンマー、高高度強襲ミサイルは機関砲と同様の特徴を持つ。特にジャックハンマーはダッシュブースター持ちのため、機関砲と相性がいい。
・外周引き射ち
戦闘エリア最外周は、障害物が少ない。そこを上記のスラスターキャンセルやダッシュジャンプで後方に移動しながら敵を引き付け攻撃するテクニック。大群を引き連れ回しながら、長射程で貫通のある武器ならじわじわと敵の群れを削る事ができる。エリアの四辺を回り、同じ場所に戻ってくるので、前の周で倒した敵からの回復も取ることができる。もし1人だけ生き残った場合、まずこのように外周に大群を引き付けてからフェンサーやウイングダイバー等の機動力のある仲間を救助し、また敵を引き付けながら外周に向かう。起こした仲間が他二人を救助しやすくなり体勢を立て直しやすくなる。
・ダッシュとジャンプの回数の仕様
高機動フェンサーは、連続ダッシュジャンプ→地上に降りてダッシュ2~3回→また連続ダッシュジャンプ・・・と繰り返すことで、常に高速で動き回ることができ、隙の少ない立ち回りが可能。オフラインなどで実際にやってみるほうが理解が早いと思う。以下にその理由を記すが、ある程度の知識と経験がないと、何を言っているかわからないと思うので、初心者の方は次の項まで読み飛ばし推奨。
↓
ダッシュとジャンプにはクールタイムが存在し、例えばダッシュセル2(ダッシュ6回可)でダッシュを6回連続で行うと、数秒ほどダッシュ使用不可となる。アドブースター3(ジャンプ6回可)でジャンプ6回連続使用した場合も同様に数秒間ジャンプ使用不可。ただしダッシュとジャンプでクールタイムの消化の仕様が異なる。空中でダッシュ回数を使いきった場合、スラスターダッシュは、空中でクールタイムが消化され、空中で秒数が経過していれば地上に降りた直後に使用回数が回復する。
例えばマルチチャージャー3-3(ダッシュ3回、ジャンプ3回可能)で空中でダッシュジャンプを3回行うと、その後空中では身動きが取れなくなるが、着地の瞬間からスラスターダッシュは使用可能になる。しかしジャンプブースターは空中でクールタイムが消化されず、着地後にクールタイムか数秒経過しないと再度ジャンプできない。ジャンプから着地後にダッシュ2~3回ほど挟むことでジャンプのクールタイムが消化されるため、またダッシュジャンプが3回づつ行える。
文章ではわかりづらいので、頭で理解するより体で覚える方が早いと思う。
この仕様を利用すると、ダッシュセルが無くてもアドブースターのみで高機動の立ち回りをすることも可能。下記で詳しく記述。
・地面蹴りダッシュジャンプ(勝手に命名)
実はダッシュセルが無くてもアドブースターの回数分、ダッシュジャンプする事が可能。
やり方は簡単。まずダッシュとジャンプの使える武器を左右に装備し、ダッシュジャンプ→着地→ダッシュジャンプ→着地というように、ダッシュジャンプの合間に毎回着地を挟むだけ。空中をとんでいる間にダッシュ使用回数が回復するので、例えば砲口安定化とアドブースター3を装備した場合でも、ジャンプする毎に地面さえ蹴れば計6回のダッシュジャンプが可能になる。これを覚えておくと様々な装備構成が実戦レベルで有用になる。
当然、空中での機動力はダッシュ回数が少ない分、ダッシュセル併用時より落ちるが、地面近くを飛び回るような動きなら、大差のない運用が可能。
・アームスケルトン、レッグスケルトン、V系スケルトンの違い
「アームスケルトン」は武器の重量による照準の重さを軽減する。これを装備することで一気に使用感が変わって使いやすくなる武器がある。例えばガリア重キャノン砲は、照準移動がかなり楽になり、ハーデスト序盤くらいまではタイプ1をはじめ、ドローン系を狙撃しやすくなる。ガトリングは取り回しが改善し、小物の処理や精密射撃もしやすくなる。初心者向きの武器ではないが、凄まじい反動を持つフレイムリボルバーは簡単に振り回せるようになり非常に強力。
盾型フェンサーにも有用。初心者ならグレートシールドにアームスケルトンをつけて旋回力を上げると戦いやすいと思われる。
レッグスケルトンは歩行能力を上げるが、normal、hardでのモデルは正直物足りない性能。早めにスラスター移動での戦闘に慣れてしまったほうがいいと思われる。
V系のスケルトンはアームとレッグをあわせたような性能だが、normal、hard帯のものは特に中途半端で使いにくさを感じる。
・盾強化系について
ディフレクトセルはノックバック軽減効果があるので、エイリアン系が主な相手のミッションだと戦いやすくなる。全体的に盾の性能を上げるので、常に付けていても良いが、ノックバック軽減は多量の攻撃を受け止める状況だとかえってダメージが増えるので注意。
シールド保護装甲は防御角度と耐久力を増加させる。四方八方から攻撃が飛んでくるようなミッション(多量のヘイズや蜂など)や、赤ネイカー戦などでリフレクターなどの耐久力を上げたい時に使用する。基本的にマイナスに働く事はないので常につけていても良い。
バリケードシステムは効果が強力だが、盾が割られやすくなるため、運用には慣れと知識が必要。基本的にはシールド保護装甲と組み合わせて使う事が多い。
・立ち回りの距離について
基本的にフェンサーは300~400mくらいの中間距離では、扱いやすく火力がある武器に乏しい。ガトリングは大物や固定目標など相手を選べばその距離でも強いが、貫通が無く大群の相手は不向き。反面、近接武器には高火力で大群から大物まで相手どれる汎用性の高いものが多い。フェンサーには一気に距離を詰められる機動力があるため、中間距離から飛び込んで近接武器で戦ったほうが大体強い。初めのうちは怖さもあるかもしれないが、オンでベテランの前衛がいる時は胸を借り、撃ちもらしで流れてきた少数の敵など相手に近接の練習を繰り返そう。
・フェンサーの立ち回り方
高機動型も盾型も共通して、まずは敵の群れの攻撃を左右や後ろに避ける事から始めよう。広い空間がある場所なら、右か左に一定方向に避け続け、敵の群れを横から回り込むように動くと被弾が少ない。そうやって円の動きを続けると、次第に敵の群れが大きな団子状になってくる。その団子の周囲を盾や高機動を駆使して大きな円軌道で周り続け、外周からチクチクと削るのが、フェンサーの基本にして最大の戦術である。つまりは1人で包囲戦が行える。必然的に同じところをぐるぐる回るため、前周で倒した敵からの回復を取れるのも利点。仲間もその団子に向かって攻撃することで、殲滅も早くなるし隊全体の安全度が増す。
すぐにできるようなことでもないが、これが出来たらもはや一人前のフェンサー。操作に慣れてきたら少しづつ意識して立ち回りを練習してみよう。
・オンラインルーム作成について
「まだ不慣れで他人のルームに入ると迷惑がかかりそうで怖い」という人は、勇気をだして自分でルームを立て、フリーワードに「初心者です。助けてください」と書き込んでみよう。このゲームには、初心者を救済するために鬼の速さで飛んでくるベテラン隊員たちが存在している。わからないことを聞くと答えてくれる隊員も多い。
初心者であるとルームに書き込んでおけば、入ってくるのは基本的にそれを踏まえて入室してくる人たちであるので、胸を借りるつもりで練習しよう。
適度な刺激を求めている人が多い傾向があるので、難易度はeasyやnormalよりはhardのほうが枠が埋まりやすいかもしれない。
ルーム作成時、「ルームの種類」の項目が「招待限定」になっているとロビーに反映されず、いつまで経っても援軍は来ないので注意。「誰でも参加可能」にしておこう。
・武器の慣性について
火砲や機関砲及び盾には、重さによる慣性(照準のサイト移動の重さ)が個別に設定されている。例えばデクスター自動散弾銃やガリア重キャノン砲、タワーシールドなどは装備しているだけで慣性に影響があり、照準が重くなる。ガトリングは射撃時のみ慣性影響を及ぼす面白い特徴があり、射撃さえしなければ慣性への影響は無い。
また、近接武器には基本的に慣性影響が無いため、唯一のジャンプブースター付き近接武器である「電刃刀」は、高機動の装備として非常に扱いやすい。
・武器切り替え慣性ジャンプ
はっきり言って初心者向けのテクニックではないが、一応紹介。
ジャンプとダッシュつきの武器を両手に装備していなくても、武器を切り替えることでダッシュジャンプを使用するテクニック。具体的に装備例をあげて説明。
武器1右手:タワーシールド
武器1左手:フラッシングスピア
武器2右手:タワーシールド
武器2左手:ガトリング
通常ならダッシュジャンプを使用できない上記の組み合わせであるが、武器1を装備した状態から「武器切り替えボタン」と「装備使用-左手」のボタン同時押し(若干「切り替えボタン」を遅めに押す)することで、ダッシュジャンプが発動する。
同時に武器が切り替わるが、すぐに装備を武器1に切り替え、同様の手順で連続ダッシュジャンプで飛び回ることも可能。かなりタイミングはシビアで、実戦で使いこなすには慣れと練習が必要で、効果的な装備例を選ぶための知識も必要。一応紹介したが、できなくても問題ないテクニック。オンでも使用者は数人しか見たことが無い。
・高速歩行について
EDF6から可能になったテクニック。射撃時に自動ダッシュする装備がいくつかあるが、空中から着地スレスレでそれらを撃つと、凄まじい勢いで地面を高速歩行するテクニック。フェンサーの全ての移動手段の中でも最速をほこる。「ブラストツインスピア(全モデル)」「フォースアックスG3最大チャージ」「ダイナモブレード(LV17のみ)最大チャージ」等がやりやすい。敵からの逃走・遠方の味方救助など、使いこなせば取れる戦術の選択肢が増える。ジャンプブースターからの着地時に使用するのが一般的だが、小ジャンプ(初期設定なら×ボタン)からでも出せる。特にブラツイはチャージなしでも連発できるため、高速歩行中に小ジャンプから繰り出すことで、片手がガリアやアーケインなどでも高機動なみの速度で動き回ることが可能。
とりあえず今回はここまで。
書き忘れたと思う事があったら、こっそり追加・修正していくかも。
初心者むけと言いながら、そうはなっていないような気がする…
次回はわかりやすく、個人的なオススメ装備構成などについて語ってみようと思う。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
この借りは倍にして返すぜ!(定型文)